夏休み企画展として、シンガーソングライターとして音楽活動を続け、IUCN国際自然保護連合の親善大使としても幅広く活躍しているアーティスト、イルカが描く絵本原画展を開催します。
イルカさんは、小さい頃から絵を描くのが大好きで女子美術大学に入学しましたが、在学中にフォークグループを結成したことから、音楽の道を歩むことを選びました。「なごり雪」や「まあるいいのち」といった歌は、きっと誰もが耳にしたことがあると思います。
その一方で、イルカさんは、小さい頃からの夢だった絵本制作をあきらめず、1977(昭和52)年に休業宣言、2年間をかけて3冊の絵本『ちいさな空』シリーズを出版しました。この間に長男も誕生し、母となったイルカさんは、以後、様々な作品を通じて「私たちは、皆この地球という大きな生き物に住む、細胞同志である」というメッセージを伝えてきました。
この展覧会もまた「地球を大切にしよう!」をメインテーマに、イルカさんの作品を紹介します。