タイトル等
視覚の魔術―だまし絵
会場
名古屋市美術館
会期
2009-04-11~2009-06-07
休催日
毎週月曜日 ただし5月4日(月・祝)は開館し、5月7日(木)は休館
開催時間
午前9時30分~午後5時 金曜日は午後8時まで
(入場は閉館の30分前まで)
観覧料
一般1,300(1,100)円、高大生900(700)円、小中生500(300)
※( )内は20名以上の団体
・常設展もご覧いただけます。
・身体等に障害のある方は手帳の提示により本人と付添者2名まで当日料金の半額。
主催者
名古屋市美術館/中日新聞社/東海テレビ放送
概要
卓越した技術を身につけた芸術家たちが、奇抜なアイデアと緻密な計算によって生み出した不思議な世界―この展覧会は、和洋の美術の歴史の中から、私たちの目を欺く「だまし絵」の系譜を紹介するものです。
絵の中の世界が、まるで本当のように見えたとき、私たちは目を疑います。そこでは、芸術家たちが、遠近法や細密描法を駆使して、究極のリアリティと絵画の限界に挑戦しています。時には、わざと絵が剥がれかかっているように見せたり、画面から幽霊が抜け出しているように見せたりする、作り事と現実の境界を飛び越えるような試みさえあり、見るものを楽しませてくれます。
また、表向きの見た目とは別に、予想外の姿を隠し持っている絵画があります。遠くから眺めると人の顔だが、近くで観察すると、その正体が無数の人間や植物の寄り集まった姿だとわかるような「二重像(ダブルイメージ)」、円筒の鏡に映してはじめて、真のイメージが判明する「歪んだ像(アナモルフォーズ)」など…これらの絵画は、はじめは本性を隠し、私たちの目を欺くのです。
「だまし絵の帝王」ヘイスブレヒツ、「フェルメールの師」ホーフストラーデン、「20世紀の巨匠」マグリット、ダリ、エッシャー、「江戸の狂画師」歌川国芳。この展覧会のリストには、一流の奇術師(イリュージョニスト)たちが名を連ねます。そして「奇想の宮廷画家」アルチンボルドの名は、多くの方々にとって忘れられないものとなるでしょう。大英博物館、メトロポリタン美術館、プラハ城など、世界60ヶ所以上の美術館、個人所蔵家から集まった、約100点の作品が一堂に会します。
だまし絵の世界は驚きとユーモアに満ちています。ただし錯覚の面白さだけに惑わされてはいけません。優れた作品は、あなたがだまされたと気づいた瞬間に、隠していた真意を明らかにするのです。
ホームページ
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/
展覧会問合せ先
名古屋市美術館Tel.052-212-0001
会場住所
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 [芸術と科学の杜・白川公園内]
交通案内
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」下車、5番出口から南へ徒歩8分
地下鉄鶴舞線「大須観音」下車、2番出口から北へ徒歩7分
地下鉄名城線「矢場町」下車、4番出口から西へ徒歩10分
ホームページ
http://www.art-museum.city.nagoya.jp
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 [芸術と科学の杜・白川公園内]
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