タイトル等
生きている民家
―描かれた生活の息吹―
会場
世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館
会期
2008-12-06~2009-03-22
休催日
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
開催時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般200円(160円)、大高生150円(120円)、中小生100円(80円)、
65歳以上及び障害者の方100円(80円)
※( )内は20名以上の団体料金
※土・日・休日は小中学生無料
概要
母屋からL字型に突き出した厩をもつ「曲屋」、厳しい冬の風雪に耐える「カッチョ」
(防風柵)、養蚕を営む人々の「かぶと造り」とよばれる多層民家―。
こうした様々な民家のかたちは、風土とともに生きる人々の、生活の知恵が生み出した造形だと
いえるでしょう。
失われゆく民家の姿を追いつづけた画家・向井潤吉(1901-1995)。
彼の作品は回顧趣味ではなくまた情緒的でもない、的確なリアリストの眼が描き出した絵画です。
そこには、古くから伝わる生活の“かたち”が克明に記録されています。

向井潤吉は、あくまで草葺屋根の民家を主眼としつつ、周囲の自然環境までを視野に入れた
作品づくりを進めていきました。
自然に抱かれるようにひっそりと佇む民家の風景からは、人々のつつましい暮らしの気配が
ひしひしと伝わってくるようです。
移りゆく時代の空気をつぶさに感じ続け、作品に描き残そうとしたのは、まさにあたたかい
生命が通った「生きている民家」の姿だったといえるでしょう。
本展を通じ、民家の「生きている」姿から、それぞれの風土の中で脈々と営まれてきた人々の
生活の息づかいを、読みとっていただけるでしょう。
ホームページ
http://www.mukaijunkichi-annex.jp/
会場住所
〒154-0016
東京都世田谷区弦巻2-5-1
交通案内
電車

東急田園都市線 「駒沢大学」駅西口 下車 / 徒歩10分

東急世田谷線 「松陰神社前」駅 下車 / 徒歩17分


バス

東急バス(渋05) 渋谷駅~弦巻営業所
「駒沢中学校」停留所下車 / 徒歩3分

東急バス(等11) 祖師ヶ谷大蔵駅~等々力操車所
「駒沢三丁目」停留所下車 / 徒歩3分

東急バス(渋11) 渋谷駅~田園調布駅
「駒沢大学駅前」停留所下車 / 徒歩10分

東急バス(渋12) 渋谷駅~二子玉川駅・高津営業所
「駒沢大学駅前」停留所下車 / 徒歩10分
ホームページ
http://www.mukaijunkichi-annex.jp/
東京都世田谷区弦巻2-5-1
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