タイトル等
ルオー収蔵作品展 色の秘密
会場
パナソニック電工汐留ミュージアム
会期
2009-02-07~2009-03-22
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般500円、大学・高校生300円、中・小学生200円
65歳以上の方で年齢のわかるもの提示:400円
20名以上の団体:各100円引(但し65歳以上は適用外)
障がい者手帳をご提示の方および付添者1名まで:無料
主催者
パナソニック電工 汐留ミュージアム
概要
「ルオー収蔵作品展 色の秘密」では、ジョルジュ・ルオー(1871-1958)が作品制作の際最も大切にした形と色、そしてその調和への取り組みを紹介するとともに、開館以来続けている作品調査や修復によって明らかになった、画家特有の制作の手法に迫ります。また、新たに収蔵された版画集『サーカス』と《風景(ユビュの試作)》の2作品も初公開いたします。
ルオーの制作期は大まかに初期、中期、後期の3つに分けられます。初期の1900年から1910年代は、暗い色彩の中にも、光のように明るい色使いが見られます。明暗表現の巧みさと色彩の組合わせの技量に駆け出しの画家の才能が垣間見えます。1920年代から40年代までの中期作品は、初期よりも華やかな色使いです。深みと透明感を同時に伝えるステンドグラスのようまマチエール(絵肌)は、絵具を削っては塗る、という作業を繰り返す中で得られた、雲母のように薄く重ねられた色たちが作り出す偶然でもあり、計算された輝きでもあるといえます。そして、1940年代後半から1950年代の後期の作品は、ルオーならではの厚塗りと、命の輝きと恩寵が満ちているような、複雑でありながら限りなく明るい色彩が特徴です。力強い画面からは、老いてなお制作に没頭した画家の情熱があふれています。
本展では、この3つの制作期ごとに、ルオーの表現への営みを、制作の手法に焦点を当てながらご紹介します。作品を描いた支持体はキャンバスよりも紙が多かったこと、厚塗りの絵具の下地になっている今も乾ききっていない白い絵具のこと、そして完成後に何度も絵具が塗りなおされていることなど、ルオーの色の秘密をご覧にいれます。

■こども向け展示スペースを設けます■
ジョルジュ・ルオーの絵画の魅力を、より広い層の方々に知っていただくことを目的に、この度の展覧会では、当館初の試みとして「こども向け展示スペース」を設けます。子供の目の高さに低く作品を展示したり、作品をよく見るためにワークシートを準備したりと、子供たちが自然にルオーの絵画と向き合えるような工夫をいたします。
ホームページ
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/
展覧会問合せ先
Tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒105-8301
東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック電工ビル4階
交通案内
JR新橋駅「銀座口」より徒歩5分
東京メトロ銀座線新橋駅2番出口より徒歩3分
都営浅草線新橋駅改札より徒歩3分
都営大江戸線汐留駅「3・4番出口」より徒歩1分
ホームページ
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/
会場問合せ先
NTTハローダイヤル 03-5777-8600
東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック電工ビル4階
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索