世界遺産登録をめざして みちのくの栄華、国宝の中尊寺金色堂の名宝など約250点を一挙公開
11世紀末から約100年間、奥州藤原氏四代によって、仏教の説く浄土思想を基調とする独特の景観と高い文化を築き上げた「みちのくの都・平泉」。本展では、国宝の中尊寺金色堂西北壇の尊像11体が初めて揃って展示されます。その他周辺の寺社に伝わる御仏など、平安後期京の都に劣らぬ名宝の数々が集まった平泉を中心としたみちのくの文化遺産が、一堂に公開されます。国宝・重要文化財約100点を含む仏教美術の名品や歴史資料など約250点で平泉の文化遺産の意義と魅力を余すところなく紹介します。