上野彦馬は幕末から明治にかけて長崎で活躍した「写真の祖」とも称される人物で、坂本龍馬らに代表される維新の立役者を撮影したことでも知られています。
この写真師の名を冠した「上野彦馬賞―九州産業大学フォトコンテスト―」は、九州産業大学の建学40周年を記念して平成12年に創設されたもので、若い写真家の発掘と育成を目的としており、プロ・アマを問わず、39歳以下の一般部門と高校生・中学生部門を併設しているのが特徴です。
8回目の今回は、過去最多の応募数となる4,067点もの作品が国内外から寄せられました。本展ではこれらの作品から入賞者101名の作品を展覧します。