“黄金の世紀”と称される17世紀は、レンブラント、ベラスケス、フェルメール、ルーベンス、プッサン、クロード・ロラン、ラ・トゥールといった、綺羅(きら)星のごとき画家を輩出しました。宮廷画家が活躍する一方、大航海時代、科学革命を背景に富裕な市民階級が台頭し、新しい文化が生まれた時代でもあります。
古典的な世界と新しいものが混ざり合う絵画芸術・・・ヨーロッパ絵画の「王道」ともいえる、特に人気の高い部門です。しかも、出品される71点のうち、60点あまりが日本初公開。壮大な規模で繰り広げられる美の真骨頂にご期待ください。