タイトル等
氾濫するイメージ 反芸術以後の印刷メディアと美術1960's-70's
会場
うらわ美術館
会期
2008-11-15~2009-01-25
休催日
月曜日(11/24、09/1/12の月曜は開館)11/25、12/27~09/1/4、1/13
開催時間
午前10時~午後5時・土日のみ午後8時まで
(入場は閉館の30分前まで)
観覧料
一般500(400)円 大高生300(240)円 中小生150(120)円
( )内は20名以上の団体料金
主催者
うらわ美術館、読売新聞東京本社、美術館連絡協議会
概要
1960年だいの前衛美術は、現代音楽や舞踏、デザインなど、他のジャンルを横断するように越境し、いわゆる「反芸術」と名付けられました。続く70年代は、素材そのものをそのまま提示する「もの派」や、言語や記号を用いた観念的表現である「コンセプチュアル・アート」などを中心に方あれることが多いと言えます。それらの表現は総じて禁欲的で、視覚的なイメージの豊かさからは程遠いものでした。絵画にとって冬の時代であり、「絵画」は即物的な「平面作品」へと素っ気なくその名名称変えたのです。絵画はアート・シーンの前線から交代を余儀なくされ、絵画的イメージが持つ構想力や想像力が喪失したかのような時代でもありました。
しかし時代と切り結び、それを映し出すヴィジュアルなイメージは、衰退したわけでも無くなったわけでもありませんでした。例えば横尾忠則の貼るたびに盗まれたという一連の演劇ポスターや、週刊プレイボーイで連載された『うろつき夜太』(柴田錬三郎著)をはじめとした数々のイラストレーションや本の装丁など。あるいわ社会的な事件にもなった赤瀬川原平の「模型千円札」やそれに続いて『朝日ジャーナル』の回収という事態を引き起こした「櫻画報」等々。それらはアングラ演劇や舞踏、さらに安保闘争や学園紛争などの時代状況を濃密に内包しながら、多様なイメージが様々なメディアを通して、あたかも氾濫するかのように盛んに展開されたのです。
本展では、1960年代から70年代にかけてのそのようなヴィジュアル・イメージを上述の二人を含め、栗津潔、中村宏、木村恒久、タイガー立石、つげ義春、宇野亜喜良の作品を通して紹介します。ポスター、書籍(装幀)、雑誌(挿絵)、原画および関連する絵画や版画、オブジェなど、多種多様な多くの作品や資料で構成します。
ホームページ
http://www.uam.urawa.saitama.jp/
展覧会問合せ先
048-827-3215(代)
会場住所
〒336-0062
埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階
交通案内
※うらわ美術館は、「浦和ロイヤルパインズホテル」と同じ建物(浦和センチュリーシティビル)の3階にあります。建物中央付近にあるうらわ美術館連絡用エレベーターをご利用ください。

=電車をご利用の場合=
JR 浦和駅 西口より 徒歩7分
JR 京浜東北線、高崎線、宇都宮線、上野東京ライン、湘南新宿ラインが停車します。
大宮駅から8分、上野駅から20分、新宿駅から25分。

=お車でお越しの場合=
東北自動車道 浦和出口から9キロメートル、
首都高5号池袋線・埼玉大宮線 浦和南出口から4キロメートル、
外環自動車道 三郷方面より 外環浦和出口から5キロメートル、大泉方面より 戸田西出口から7キロメートル。

駐車場について
浦和センチュリーシティビル地下の公営駐車場(有料)をご利用ください。
ホームページ
https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/
埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階
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