おしゃべりな美術館は、美術館の仕事、作品の見方など、皆さんが美術館で感じる様々な疑問にお答えする展覧会です。展示室には、たくさんの解説パネルが掲示してありますので、作品と一緒にじっくりと御覧ください。
今回の「おしゃべりな美術館その2 版画がわかる53日間」では、4月に開催された絵画がわかる編に続き、当館版画コレクションを通して、版画の歴史、用語、制作技法や作品の見方など、意外と知られていない版画の秘密に迫ります。
表現法や技法によって、全く違う表情をみせる版画作品。戦前から戦後の版画界をリードした棟方志功、駒井哲郎、斎藤清から、「技法の神様」と呼ばれる深沢幸雄などの現代作家まで登場します。また、幅約4m、版画作品としては国内最大級の作品も出品!当館ならではの充実した版画コレクションから選りすぐった約60点の作品で「これも版画なの!?」の疑問にお答えします。
作品に加えて、おしゃべりな解説パネルも参考に、お客様それぞれに美術のおもしろさを感じていただければと思います!