タイトル等
五寸四方の文学世界
~説草と仏教説話~
会場
神奈川県立金沢文庫
会期
2008-05-29~2008-08-03
休催日
毎週月曜日(7月21日(月)は開館)、7月23日(火)
開催時間
午前9時~午後4時30分(入館は4時まで)
観覧料
個人 成人250円 20歳未満・学生150円
団体(20名以上) 成人150円 学生100円
高校生等以下・65歳以上・障害者の方は無料
概要
落語・講談・浪曲などの口承文芸の源流に「唱導」があります。唱導とは中世の僧侶が法会に際して説話を語り、仏道に入ることを勧めるわざをさす言葉です。
「唱導」には、古今東西のさまざまな説話が引かれ、人々の興味を引く話題が盛り込まれていました。そのような説話は、『今昔物語集』に代表されるような説話集として編集され、書物にまとめられた形で伝わっています。
ところが、金沢文庫保管・重文「称名寺聖教」には、僧侶が懐中しやすいように、およそ5寸(約15センチ)四方の枡形本と呼ばれる小さな正方形の装丁で作られた「唱導」の台本がたくさん残っています。「説草」と呼ばれるこれらの唱導・説教の台本は、寺院で管理しやすいように詳細な目次・細目が記入されたり、記号や千字文で分類されるなど、鎌倉時代に実際に使われた時の姿が残っているために珍重されています。
今回の企画展では、称名寺聖教に含まれる小型の「説草」の全体像を紹介し、中世の寺院における説話の管理や利用の様相について考えてみたいと思います。
ホームページ
http://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/kanazawa.htm
展覧会問合せ先
045-701-9069
会場住所
〒236-0015
神奈川県横浜市金沢区金沢町142
交通案内
京浜急行「金沢文庫駅」下車、徒歩12分
JR根岸線新杉田駅より シーサイドライン「海の公園柴口駅」下車、徒歩10分
京浜急行「金沢文庫」駅より 京急バス「柴町」行きに乗車し「称名寺」下車、徒歩5分
神奈川県横浜市金沢区金沢町142
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