タイトル等
青磁を極める―岡部嶺男展
沈黙を破った鬼才
会場
茨城県陶芸美術館
会期
2008-07-12~2008-09-07
休催日
月曜日(ただし、7月21日(海の日)は開館、翌22日[火]休館)
開催時間
午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで)
観覧料
一般600[500]円/高大生450[350]円/小中生250[200]円
※[ ]内は20名以上の団体料金。
※満70歳以上の方、障害者手帳・療育手帳をお持ちの方及び付き添いの方(1人まで)は無料。
主催者
茨城県陶芸美術館/NHK水戸放送局/NHKプロモーション
概要
岡部嶺男(1919~1990)は、陶磁器の産地として知られる愛知県瀬戸に陶芸家・加藤唐九郎の長男として生まれ、幼い頃から陶磁器に親しみました。1940年に21歳で入営し、復員後、本格的に作陶活動を再開すると、織部・志野・黄瀬戸・灰釉・鉄釉など地元の伝統技法をもとに作域を広げていきます。なかでも器体の全面に縄文を施した織部や志野の作品は、極めて独自性が強く高い評価を得ました。その後、意欲的な作陶姿勢は青瓷(磁)※の研究へと向けられ、厳しく凛とした器形にしっとりとした艶のある不透明な釉調の<粉青瓷>、透明感ある釉調と青緑の釉色が美しい<翠青瓷>、そして誰もが為し得なかった黄褐色の<窯変米色青瓷>など、「嶺男青瓷」と呼ばれる独特の釉調や釉色の青瓷釉をまとう作品を生み出したのです。

本展覧会は、その独創性に富んだ作陶活動の全貌を没後はじめて回顧し、初期から最晩年までの作品約170点を展観します。古典の単なる模倣を超えて自らの美意識を作品に映し出すことに生涯をかけた岡部嶺男という偉大な陶芸家の軌跡をたどります。

※広く一般的には「青磁」と綴りますが、作家によっては、素地が磁土のものを「青磁」、陶土のものを「青瓷」と区別しています。岡部は作品名を「瓷」と記しています。
ホームページ
http://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/
展覧会問合せ先
茨城県陶芸美術館:0296-70-0011
会場住所
〒309-1611
茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
交通案内
[電車]
・JR常磐線で上野駅~友部駅 (特急70分)
・友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車
・笠間駅からタクシーを利用して5分
・友部駅から笠間市内観光周遊バス (料金100円 ※平成20年4月1日~)で20分

[車]
・北関東自動車道 友部インターから10分、笠間西インターから15分
・常磐自動車道 岩間インターから25分、水戸インターから30分

[高速バス]
茨城交通高速バスで秋葉原駅~やきもの通り、または笠間駅(120分)下車
※平成24年6月1日より運行、1日4便

かさま観光周遊バス
※運行日は月曜日(祝日の場合は翌日)を除く毎日です。
※乗車定員制(36名)のため、お乗りいただけないこともあります。
ホームページ
https://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/
茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
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