タイトル等
山口蓬春・近代日本画への歩み
-蓬春モダニズムを知る-
会場
山口蓬春記念館
会期
2008-05-30~2008-07-27
休催日
毎週月曜日(7月21日を除く)、7月22日(火)
開催時間
午前10時~午後5時(入館は、午後4時30分まで)
観覧料
一般500円(高校生以下は無料)
団体割引 50円割引(20名以上の団体で1週間前までに予約した場合)
障害者割引 50円割引(同伴者1名を含む)
主催者
山口蓬春記念館・財団法人 ジェイアール東海生涯学習財団
概要
このたび、山口蓬春記念館では、夏季展「山口蓬春・近代日本画への歩み-蓬春モダニズムを知る-」を開催いたします。
山口蓬春は大正12年(1923)に東京美術学校を卒業後、やまと絵の大家である師・松岡映丘が主宰する新興大和絵会の同人となり、伝統的な技法を学びながら優れた作品を生み出してゆきます。しかし新しい日本画の創造を目指す蓬春は、やがて独自の絵画表現を模索し、それまでにない斬新な手法の作風を発表します。特に戦後になって発表された作品にはマチス、ブラックをはじめとする近代の西洋画の作風を強く意識したと思われる表現が、画面に顕著になって表れており、その作風は「蓬春モダニズム」と形容されました。そしてこの取り組みは、後年の格調高い作風に至る蓬春の画業の中でも重要な位置を占めるものと推測できます。蓬春は著書の中で「いつの時代にも、新しい日本画の創造と言うことを心掛けて、果敢に前進しようする作家が居なければ、藝術は進展しないのである。時代や社会は常に進み動いて居るのであるから。」と述べているように、現状に甘んじることなく、常に新しい日本画の創造に取り組んでいったのです。
本展覧会では、蓬春の多岐に亘る画業の中でも、特に戦後の作品に焦点をあてて、「蓬春モダニズム」と形容された時期から後年に至るまでの過程をご紹介するとともに、あわせて季節の素描なども展示いたします。
ホームページ
http://www.jrtf.or.jp/hoshun/
展覧会問合せ先
山口蓬春記念館Tel.046-875-6094
会場住所
〒240-0111
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
交通案内
■電車でお越しのお客様
JR逗子駅 (横須賀線・湘南新宿ライン) → 京浜急行バス 3番乗場

新逗子駅 (京浜急行線) → 南口 2番乗場

海岸回り葉山行 (逗12)、「海岸回り福祉文化会館行 (逗11)」にて約18分
「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車 徒歩2分
※ただし、土・日・祝日等は大変混みあう可能性がありますのでご注意ください。

【ルート案内】バス降車後、逗子に戻りながら信号機付横断歩道を通り過ぎ、山口蓬春記念館の電柱広告を右折し小道を上り、看板に沿って徒歩2分で正門に到着します。

■車でお越しのお客様
逗子ICから逗葉新道、県道207号線経由で約7km
ホームページ
https://www.hoshun.jp/
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
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