豊科近代美術館では、この夏の特別展の開催に合わせ、講座「美術館でおしゃべりしましょう」を開催します。
「対話型鑑賞」とは、従来の「鑑賞」方法とは異なり、作品そのものから得た感想をお互いに話し合う中で理解を深めるという方法です。
学校現場でも、作品を対象として自分の思いを語り合うことは、美術の鑑賞教育にとどまらず、学級づくりに大変役立つとして全国でも注目を集めています。県内の美術作品を選び、対話型鑑賞に適した環境を整えますので、ぜひ授業でご活用ください。
また、この展覧会では、作品をみる人同士の意見を促す案内役(ガイド)が重要な役割を果たします。見る人たちが気持ちよく話が出来る環境を整えるために、学校の先生方や一般の皆さんに、ガイドを体験していただきます。
この展覧会では、ゲーム感覚で美術に親しめるように「アートゲーム」を制作しました。当日は、この「アートゲーム」を体験していただき、美術へのアプローチを深めます。