滋賀県立近代美術館は、平成13 (2001)年度から毎年、常設展示を『夏休み子ども美術館』と名付け、子どもや初心者を対象に“美術入門編”的な展示を行っています。毎回特定のテーマを設け、問い掛けを含んだ解説パネルの設置や、クイズ形式のワークシートの無料配布、そして遊べるコーナーの開設などによって、誰でも気軽に美術館の展示品に親しむことができるよう、工夫しています。
今年の「夏休み子ども美術館」は《セイ・ハン・タイ!》と題し、「美術の中の正反対の要素」をテーマに実施いたします。ふたつの作品を比べて、対立する要素、正反対の要素をクイズ感覚で探してゆきます。意外な作品どうしの、意外な関係がわかるかも知れなませんよ。
《いろがセイハンタイの作品》
《きせつがセイハンタイの作品》
《ふたつセットだけどセイハンタイの作品》
《しゃしんみたいな作品 と マンガみたいな作品》
《おくゆきのある作品 と ペタンコせかいの作品》
《コテコテにぬった作品 と アッサリふうみの作品》
《すごくとおくからみた作品 と ちょーアップの作品》
《タテにすごーくながい作品 と ヨコにすごーくながい作品》
・・・などなど。果たして他にはどんな「セイ・ハン・タイ」が見つかるでしょうか?