タイトル等
明治の七宝
会場
佐野美術館
会期
2008-05-17~2008-07-09
休催日
木曜休館
開催時間
午前10時~午後5時(入館受付は午後4時半まで)
観覧料
一般・大学生1,000(750)円 小・中・高校生500(400)円
※( )内は5/16までの前売料金
※15名様以上の団体は2割引
※土曜日は小中学生無料
主催者
佐野美術館、三島市、三島市教育委員会 後援 静岡県教育委員会 助成 三島信用金庫、Z会
概要
七宝は、ガラス粉を焼き付けて文様を描いていく工芸技法です。日本には7世紀ころに大陸から伝わり、桃山から江戸時代の釘隠や襖の引き手、刀装具などの装飾に使われていますが、一般には広まりませんでした。
日本の七宝技術が大きく花開くのは明治になってからのことです。尾張の梶常吉は、舶来の七宝から釉薬などの材料や製作技法を独学で習得し、金属胎に細い金属線を特殊な糊で付けて文様の輪郭を作り、そこに釉薬を差して焼成するという「有線七宝」の技術を完成させました。これによって、自在に植線を操り、まるで絵画のような表現が可能になったのです。
花鳥風月をモチーフに、情感豊かな意匠を得意とした尾張の林小伝治(はやしこでんじ)。黒色の釉薬を開発して艶やかな世界を展開した京都の並河靖之(なみかわやすゆき)。釉薬を差したあと植線を抜くことによって、筆で描いたかのような独特の表現をものにした涛川惣助(なみかわそうすけ)。彼らの作品は、欧米で開催された万国博覧会にも出品され世界の人々を魅了しました。

本展では、世界屈指の七宝コレクションを誇る清水三年坂美術館の所蔵品を中心に、国内外の博覧会に出品された作品も交えて、近代工芸の白眉ともいえる明治七宝の世界を紹介します。
ホームページ
http://www.sanobi.or.jp/
展覧会問合せ先
総務部
会場住所
〒411-0838
静岡県三島市中田町1-43
交通案内
■電車をご利用の場合
○ JR東京駅より 新幹線こだま(58分)→JR三島駅
○ JR名古屋駅より 新幹線こだま(1時間47分)→JR三島駅

JR三島駅南口より
○ 伊豆箱根鉄道線(5分) → 三島田町駅下車 徒歩3分
○ タクシー10分
○ 南へ1.3km左側 徒歩17分

■バスをご利用の場合
JR三島駅南口より
○ 沼津登山東海バス (4番乗り場:新城橋行き又は、大平車庫行き)
○ 三島循環バス「せせらぎ号」(1番乗り場)で 佐野美術館下車。 庭園内を通って美術館へお越しください。

■お車をご利用の方
東名沼津I.C.、新東名長泉沼津I.C.より 伊豆箱根方面へ8km、三島玉川交差点を左折、二つ目信号を右折、次の角左折 (約20分)
ホームページ
https://www.sanobi.or.jp/
静岡県三島市中田町1-43
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索