東京藝術大学大学美術館では、本学所蔵の主要コレクションを紹介する展覧会を、新入生の入学式にあたる4月10日より開催いたします。当館のコレクションは、東京美術学校開学以来120年という長期にわたる収集活動によって形成されたもので、古美術から絵画(日本画・西洋画・版画)、彫刻、工芸、さらには歴代教員・学生による作品など、多種多様で、その数は重要文化財22件を含む2万9000件を越えています。芸大美術館では4月から開催される春季のコレクション展において、この収蔵品のなかの主要作品の一部を定期的に展示・公開しています。今年度のコレクション展では、古美術・日本が・西洋画・彫刻・工芸など、当館のコレクション展のヴァリエーションをご覧いただくと共に、近年の当館での調査研究に基づく特集展示も行います。