島根ゆかりの日本画家として小村大雲・落合朗風・西晴雲・橋本明治・石本正の五人を選び、それぞれの作風を代表する作品を当館コレクションを中心に紹介します。これら五人の作家は島根の美術愛好者に広く親しまれており、今回彼らの作品を一堂に展示することによって、島根の近代美術史に大きな足跡を印した彼らの画業を広く紹介する機会とするものです。特に西晴雲作品の県内でのまとまった展示は20年振りのことで、当館初公開となる晴雲が絵付けをした工芸品や遺品(制作道具・印章等)も併せて紹介します。
※展示作品約70点のうち約10点は、館外から借用して展示