香は奈良時代に仏教とともに、その儀式にまつわる文化の一つとして日本に伝わりました。以来日本人は、様々な形で香と関わりをもち、室町時代には「香道」という独特の文化を創り上げます。狭山市立博物館では、多くのみなさまに「香席」を体験して頂ける場を提供したいと考え体験学習として取り組んでいます。この機会に<香を聞く>ことを体験されて香を聞くことの楽しさ、ひいては、香を取りまく日本文化の奥深さをぜひご堪能ください。今回は、春期企画展「橋展」(仮称)にちなんで古(いにしえ)の「橋」をみつめたお席になります。*椅子席にてお楽しみいただきます。
講師 香道古心流 師範 黒須秋桜 協力 狭山香道倶楽部