現代社会には、さまざまな本があります。
大量印刷物から、稀少本まで。
本とは、いったい何なのでしょうか。
TVやインターネットなど、様々なメディアがある現代でも、本と人とは、切っても切り離せないものです。
中でも、作り手の顔の見える本に注目してみましょう。
例えば、手作り絵本、アーティストブック、小説集、同人誌etc...世界には、さまざまな形の、たったひとつの本たちがあります。
本展は、自作の本なら「誰でも」「どんな本でも」出展できる、本のアンデパンダン展です。
そして、来場した皆さんに、実際にそれらの本を手に取って読んでいただけるという、ユニークな展覧会です。
文学の香りただよい、モダニズム文化が根付く芦屋の地で行われるこの展覧会では、多くの本の作品たちを通 じて、「本の原点」を探りたいと考えます。