この度、宇都宮の美術を総合的に紹介する展覧会「第3回宇都宮美術の現在展」を開催いたします。この展覧会は、宇都宮市に在住あるいは在勤で、現在、宇都宮に活動の拠点をおいて制作・発表を行っている美術家の皆さんの最近の動向をご紹介するものです。7つの分野を設け、日本画16点、洋画42点、版画11点、彫刻・立体作品7点、工芸17点、書18点、写真13点の合計124点(作家同数)の作品を展示いたします。
宇都宮市は本年3月に旧・河内町および旧・上河内町と合併、市域が拡大し、人口も50万人を超えました。宇都宮という土地とさまざまな関わりを持ちながら日々制作を続けている美術家の皆さんが、何を思い、どう表現しようとしているのか。それぞれの作品が伝えるものを一堂にご覧いただくことで、多様な宇都宮美術の現況の一側面が浮かび上がって来るのではないでしょうか。
宇都宮市民の皆さんをはじめ、多くの方々にこの展覧会をご覧頂くことは、広く宇都宮の美術・文化をより活力のあるものにしていくことにつながると考えております。