原美術館では、2003年からダイムラー・クライスラー・ファウンデーション・イン・ジャパンと提携し、日本とドイツの現代美術交流プログラム「アート・スコープ」に参画しています。現在、このプログラムの一環でドイツから若手の女性ヴィデオ・アーティスト、エヴァ・テッペが東京で3ヶ月間のアーティスト イン レジデンスを行なっており、このたび、原美術館でエヴァ・テッペのスライドレクチャーを開催いたします。(英語/日本語逐次通訳付)
エヴァ・テッペは1973年生まれ、メディアアートのメッカといわれるカールスルーエのデザイン・メディア・芸術大学で学んだ気鋭のアーティストです。ヨーロッパとアメリカで発表してきましたが、今回が初来日になります。シングルあるいはマルチ画面で投影される彼女のヴィデオインスタレーションは、とりわけ時間の認識についての興味深いアプローチを示すものになっています。
http://www.evateppe.de/
原美術館が来年夏に開催する「アート・スコープ2007/2008」展では、エヴァ・テッペのほかに、アスカン・ピンカーネル(2008年2月来日予定)、照屋勇賢、加藤泉の合計4名のアーティストが出品する予定です。ご期待ください。