タイトル等
特集陳列 インドの細密画
会場
東京国立博物館
会期
2007-08-28~2007-11-18
休催日
月曜日(ただし9/16・9/24・10/8は開館し、翌火曜日休館)
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般600(500)円 大学生400(300)円
( )内は20名以上の団体料金
高校生以下・満70歳以上・障害者とその介護者1名は無料
(入館の際に手帳等をご提示ください)
概要
インドにおける絵画の歴史は、紀元前から既に始まっていますが、細密画の最古の現存例は、棕櫚(しゅろ)の葉に描かれた仏教やジャイナ教などの経典挿絵で11世紀頃にさかのぼります。当館のインド細密画は、ほとんどがムガル王朝時代(16~19世紀)に制作されたものです。その主題は、『マハーバーラタ』、『ラーマヤーナ』といったインド古来の神話、シヴァ神やヴィシュヌ神などのヒンドゥー教世界、諸々の王の肖像や歴史的なエピソード、男女の恋の様相、動物の図などに加え、音楽を図像化したラーガ・マーラと呼ばれるインド独特の絵画もあり、インド世界では実にさまざまなテーマが絵画として表現されたことがわかります。

ムガル王朝時代の細密画は、イスラム文化圏で発達したムガル絵画と、ヒンドゥー文化圏のラージプト絵画に大別でき、また、地域によってムガル、地方ムガル、デカン、ラージャスターン、パハーリの5つに分類され、地域ごとに多様なスタイルがあります。ヴァラエティに富んだ主題とスタイルを持った1枚ずつの絵を通して、貴族の生活の豊かさや当時の人々の信仰のあり方などをうかがうことができるでしょう。

<主な出品作品>
話し合うユディシュトラとビーシュマ(ラズムナーマ)
ムガル派 ファトゥー筆 17世紀初(10/8まで展示)
ヴァスデーヴァとヤショーダの前に跪くクリシュナとバララーマ
カーングラ派 19世紀前半(10/10から展示)
ホームページ
http://www.tnm.jp/
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒110-8712
東京都台東区上野公園13-9
交通案内
■公共交通機関でお越しの方

JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口下車 徒歩10分
東京メトロ 銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅下車 徒歩15分
京成電鉄 京成上野駅下車 徒歩15分
台東区循環バス「東西めぐりん」で上野駅・上野公園バス停から乗車し、1つ目のバス停が東京国立博物館前(2分)。

(!) 展示をご覧になる方は正門からご入館ください。


■お車でお越しの方

首都高速道路 上野線 上野出口 5分

(!) 東京国立博物館には駐車場はありません。

車椅子でのご来館の場合は当館総務課までご相談ください。一般の方は駅周辺の駐車場をご利用ください。
ホームページ
https://www.tnm.jp
会場問合せ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
東京都台東区上野公園13-9
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