日頃から交流のある4人それぞれが、互いに何か触発されることをしたい、ということからこの企画ははじまりました。
すなわち、一定のルールのもとに作品制作の課題を出す、それに応えるということをリレー形式で行い、その成果を展覧会というかたちに構成すること。
まず課題をつくることそのものが自分と他者への問いかけになります。また各課題への対応は、将棋で相手を読みながら次の手を考えるように、微妙に呼応しながら進行していきます。他のメンバーが課題にどう反応して制作に結びつけるかはほとんど知らされていませんので、全体像がどのようなものになるかはフタを開けてみないとわからず、最後の段階で出そろった作品=成果群を検討しながら、第三者のでィレクタ-的視線で会場を構成して行くこともひとつの醍醐味と考えています。(共同コメント)