タイトル等
琳派―京へのあこがれ
細見美術館コレクションより
会場
佐野美術館
会期
2007-10-06~2007-11-05
休催日
木曜休館
開催時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般・大学生1000円 小・中・高校生500円
15名様以上の団体は各2割引、土曜日は小中学生無料
主催者
佐野美術館 三島市 三島市教育委員会 静岡新聞社・静岡放送
概要
「琳派」(りんぱ)は17世紀の初めに、京都で生まれた新しい美術の潮流です。代表的な絵師として俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一が挙げられます。
まず琳派の始祖とされるのが江戸初期の宗達です。宗達は平安時代以来の伝統的な手法であった大和絵を、独自の解釈でおおらかに表現しました。特に名筆家と詠われた本阿弥光悦との合作により、平安王朝の雅の世界に新しい息吹をもたらしました。

18世紀初頭に活躍した高級呉服商「雁金屋」の息子光琳は、絵画にとどまらず、陶器、団扇、着物などにも手腕を発揮しました。簡潔明快な光琳の意匠は、宗達の確立した琳派様式を、より独創的に展開したものでした。
19世紀になると、琳派の舞台は江戸に移ります。姫路城主の次男として江戸に生まれた抱一は、俳諧に親しみ文人を友とする粋人でした。抱一は俳句の、短い語句のなかに季節の変化を繊細に詠い込む世界を、見事に絵画に描きだしました。宗達や光琳の装飾性に写実性を加えた抱一の作風はのちに「江戸琳派」と称されました。

今琳派は、その斬新で洗練されたデザイン感覚が海外でも注目されています。このたびは琳派コレクションで知られる京都・細見美術館の収蔵品から、宗達、光琳、抱一、中村芳中、鈴木其一などの絵画作品に、江戸時代の精緻な工芸技術が冴える漆・七宝工芸を加えた、選りすぐりの逸品約80点を紹介いたします。秋の清けさのなか日本の伝統文化の薫りをお愉しみください。
ホームページ
http://www.sanobi.or.jp/
展覧会問合せ先
総務部
会場住所
〒411-0838
静岡県三島市中田町1-43
交通案内
■電車をご利用の場合
○ JR東京駅より 新幹線こだま(58分)→JR三島駅
○ JR名古屋駅より 新幹線こだま(1時間47分)→JR三島駅

JR三島駅南口より
○ 伊豆箱根鉄道線(5分) → 三島田町駅下車 徒歩3分
○ タクシー10分
○ 南へ1.3km左側 徒歩17分

■バスをご利用の場合
JR三島駅南口より
○ 沼津登山東海バス (4番乗り場:新城橋行き又は、大平車庫行き)
○ 三島循環バス「せせらぎ号」(1番乗り場)で 佐野美術館下車。 庭園内を通って美術館へお越しください。

■お車をご利用の方
東名沼津I.C.、新東名長泉沼津I.C.より 伊豆箱根方面へ8km、三島玉川交差点を左折、二つ目信号を右折、次の角左折 (約20分)
ホームページ
https://www.sanobi.or.jp/
静岡県三島市中田町1-43
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