タイトル等
イリヤ・カバコフ『世界図鑑』
―絵本と原画―
会場
神奈川県立近代美術館 葉山
会期
2007-09-15~2007-11-11
休催日
月曜日(祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)10/16(火)
観覧料
一般1200[1100]円 20歳未満・学生1050[950]円 65歳以上600円
[ ]内は20名以上の団体料金
高校生以下の方、障害者の方は無料
主催者
神奈川県立近代美術館、東京新聞
概要
今年のヴェネツィア・ビエンナーレを始め、ニューヨークを拠点として国際的に活躍しているイリヤ・カバコフ(1933~)は旧ソ連のドニエプロペトロフスク市で生まれました。現在は大規模な「トータルインスタレーション」※[注]で知られる現代作家ですが、旧ソ連時代には「非公式芸術家」として活動する一方で、1950年代から共産主義体制の中で絵本画家として生活していました。

今回の展覧会は、絵本画家としてのカバコフの創作を約100冊の絵本と、その原画約1000点によって、世界で初めて本格的に紹介するものです。絵本の多くは子ども向けで、カバコフが美しく、かわいらしく描き出した動物や乗り物、人々の暮らしなどは、本の内容から離れても、絵そのものとして十分に楽しむことができます。展覧会は、絵本の内容によって分けられた①生活 ②科学と産業 ③イデオロギー教育 ④物語 ⑤詩という5つの大きなセクションと、『オーシャと友達』というロシアに住むユダヤ人を扱った書籍を特集したコーナーそして、絵本に関連したドローイングのコーナーから構成されます。5つの大きなセクションについては、会期の前半(10月14日まで)、後半(10月17日から)でほとんどの作品が入れ替わります。

なお、毎月第1日曜日はファミリー・コミュニケーションの日として、18歳未満または高校生以下のお子様連れのご家族の方は、無料でご覧いただけます。また、10月13日(土)は4年前の葉山館開館を記念して、来館者はどなたでも入場を無料といたします。ぜひとも親子で、または子どもの頃に親しんだ絵本の世界を思い出しながら、海辺の美術館での1日をお楽しみ下さい。

※[注]:トータルインスタレーション
見る人が天井、壁、床、オブジェ、光、色といったあらゆる要素が結合したインスタレーションの中を進んでいくにつれ、それぞれの空間が劇的な展開を見せるもの
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/
展覧会問合せ先
電話:046-875-2800(代表)
会場住所
〒240-0111
神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
交通案内
■ 電車・バス
JR横須賀線でお越しの場合
JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)から 京浜急行バス「逗11、12系統(海岸回り)」(所要時間約18分)に乗車し、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車。

京浜急行でお越しの場合
京浜急行「新逗子」駅前(南口2番のりば)から 京浜急行バス「逗11、12系統(海岸回り)」(所要時間約18分)に乗車し、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車。

■ 車
横浜横須賀道路でお越しの場合
・逗子インターチェンジから 逗葉新道経由で7.6km
・横須賀インターチェンジから 県道27号横須賀葉山線経由で7.2km
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/
神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
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