タイトル等
樹と竹
―列島の文化、北から南から
会場
福島県立博物館
会期
2007-07-21~2007-09-17
休催日
7/3(月)・30(月) 8/6(月)・20(月)・27(月) 9/3(月)・10(月)
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般・大学生500円 高校生300円 小・中学生200円
概要
夏の企画展「樹と竹―列島の文化、北から南から―」は、当館と鹿児島県歴史資料センター黎明館との共同企画で開催します。
東北は寒冷・雪、九州は温暖・雨というイメージがあり、北国と南国という対照的な風土にあります。この風土に育まれた植生は、東北の落葉広葉樹林と九州の照葉樹林という植生環境にあり、北のブナ林・南の竹林という景観が見られます。
今回の企画展では、北のブナ林と南の竹林という植生をテーマにして、これらの植生で人々はどのように生活をしてきたか、その文化を考えます。日本列島の文化を、北は福島から東北・北海道、樺太からアムール川流域などの東北アジアまでに目を向けます。南は鹿児島から奄美諸島・沖縄、東シナ海を経てラオス・フィリピンなど東南アジアまで広く目を向けます。日本海と東・南シナ海をふくめ、「東アジア内海世界」という枠組みで、日本列島の文化をみます。
主な展示資料は、樹と竹の民具(生活用具)を取り上げ、北と南とを比較しながら紹介します。穀物を選別する箕は、東アジア地域で広範囲に使用され、その形や材質もそれぞれ地域差があります。その特色として、北の樹皮・南の竹です。また、魚を捕獲する筌は、北と南に通じる形態・製作方法があります。北は竹の自生が少ないため、容器は樹皮製や刳物が多く、南は竹製が極めて多いのが特色です。
樹と竹の民具を紹介しながら、日本列島の文化を「北から南から」という視点で考えます。
ホームページ
http://www.general-museum.fks.ed.jp/
会場住所
〒965-0807
福島県会津若松市城東町1-25
交通案内
JR会津若松駅より約3km
市内循環バス1コースにて県立病院前下車 徒歩5分
鶴ヶ城経由飯盛山行きにて県立博物館前下車 徒歩1分
まちなか周遊バス「ハイカラさん」にて鶴ヶ城三の丸口下車すぐ
福島県会津若松市城東町1-25
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