パブロ・ピカソ(1881-1973)は、20世紀の美術に大きな足跡を残した画家。生涯にわたり、次々と新しい表現様式に挑戦し、尽きることのない旺盛な制作意欲で、多くの作品を生み出しました。
本展は、20世紀美術の豊富なコレクションで世界的に知られる、ルートヴィッヒ美術館[ケルン(ドイツ)]所蔵のピカソ作品約100点を、初期から晩年に至るまで、その表現様式の変貌をたどりながらご紹介するものです。晩年のアトリエでの様子など、ピカソの魅力的な表情を写した、ロベルト・オテロによる写真作品約30点も、あわせてごらん下さい。