「浮世絵」と言えば、江戸時代を代表する日本の文化。海外でも非常に人気が高く、また、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重といった浮世絵師たちは、学校の教科書にも登場するくらいの有名人です。
すっかり馴染みの深い浮世絵ですが、もし日本の文化に興味のある外国の友人に、浮世絵とはいったいどのような絵なのか、あるいは、浮世絵とはいったいどのようにして生まれたかを教えてほしいと言われたとすると、案外言葉に詰まるのではないでしょうか?
「親子で見る浮世絵通史」は、親子で分かりやすく浮世絵の歴史を学ぼうというシリーズの展覧会です。
その第1回目となる今回は、「浮世絵はどのようにして生まれたか」と題しまして、浮世絵の誕生から、錦絵とよばれる色鮮やかな多色摺の木版画が登場するまでの時代を見ていきます。
初めて浮世絵に接する小学生や中学生はもちろんのこと、浮世絵を今まで見たことがないという初心者の方々にも最適な展覧会です。