タイトル等
館蔵企画展 南海出土中国の貿易陶磁
~海のシルクロードのやきもの~
会場
富山市佐藤記念美術館
会期
2007-02-03~2007-03-25
休催日
月曜日(2/12は開館)、2/13、3/22
開催時間
午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
観覧料
大人210円 小中学生110円(土曜・日曜・祝日は無料)
郷土博物館との共通券
大人350円 小中学生170円
団体20名以上は2割引
概要
「絹の道」は中国から延々と中央アジアを貫いてヨーロッパへと通じていた陸の路が有名ですが、一方では、中国南部からベトナム・マレー半島・ビルマ・インドという海の路もすでに前漢時代(B.C.2~1世紀)から開かれていたようです。こうした海路は、造船・航海技術の発達により、陸路よりも安全で重量物を容易に運搬できるようになり、9世紀を過ぎると海上のルートが交易に重要な位置を占めるようになります。このルートにより、中国の陶磁器は東南アジア各地はもちろんのこと、ペルシャ湾岸やエジプトいたる実に広い地域に運ばれました。
近年の考古学的調査の進展により、フィリピン・インドネシア・マレーシアなど、かつての交易船の寄港地における貿易品としての中国陶磁器受容の実態が徐々に明らかとなりつつあります。また、我が国でも、各地の遺跡から多くの貿易陶磁の発見が報告されています。
今回の展覧会で紹介する資料は、1970年代にフィリピンで収集されたとされるものです。唐時代末期から、清時代初期にいたる中国陶磁を中心に、ベトナム・カンボジア・タイという東南アジア各地の陶磁をも含む幅広い時代と地域にわたるコレクションです。なかでも、宋~元時代の福建省・広東省など中国南部諸窯の貿易陶磁が多く収集されていることがその特色です。
ホームページ
http://www.city.toyama.toyama.jp/etc/muse/index.html
展覧会問合せ先
富山市佐藤記念美術館 076-432-9031
会場住所
〒930-0081
富山県富山市本丸1-33
交通案内
■JR・あいの風とやま鉄道 「富山駅」 南口より 徒歩10分
■北陸自動車道 「富山IC」より 富山市街方面へ 車で15分
※ 高山(たかやま) 方面と見間違えやすいので、ご注意ください。
■富山空港より 富山駅連絡バスで20分(城址公園前 下車) 徒歩2分
■富山地方鉄道 市内電車環状線 「国際会議場前」下車 徒歩2分
■富山地鉄バス 「城址公園前」下車 徒歩2分、「総曲輪」下車 徒歩4分
■市内周遊ぐるっとBUS 「城址公園」下車 徒歩2分

※富山駅前行きのバスは、「総曲輪」あるいは「荒町」に停車する路線は、「城址公園前」には停車しません。富山駅前から乗車された場合は「城址公園前」に停車します。
ホームページ
http://www.city.toyama.toyama.jp/etc/muse/index.html
富山県富山市本丸1-33
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