私たちの住む地球―ここに起こる自然現象や人間の営みによって生じる心の
狭間を心象風景として描く深見氏は、具象から半具象、抽象へと作風を変化させながらも、普遍的なテーマを作品にしています。
深見氏は、女子美術短期大学に在学中に西相美術展に初入選を果たします。卒業後、二科展を中心に制作活動を行う一方、個展を多数開催し、作品を発表してきました。平成16年には若手作家の支援、育成を目的とした損保ジャパン美術財団奨励賞を受賞するなど、将来を期待されています。また、絵画教室の講師を務めるなど、地域の活動にも積極的に参加し、地域の文化意識の向上に貢献しています。
キャンバスを大地と捉え、人と自然が織りなす雄大なテーマを描き出す深見氏の代表作から新作までを紹介する展覧会を開催いたします。