タイトル等
魅惑の東洋陶磁 會津八一記念博物館所蔵品展
会場
八王子市夢美術館
会期
2007-06-01~2007-07-08
休催日
毎週月曜日
観覧料
一般400(320)円 学生[小学生以上]及び65歳以上200(160)円
未就学児無料、毎週土曜日は小中学生無料
着物で来館されたお客様は観覧料が半額
(ただし、団体割引との併用はできません)
主催者
(財)八王子市学園都市文化ふれあい財団
概要
四半世紀にわたり大田区山王で活動していた財団法人富岡美術館は、2004年春財団法人を解散し、収蔵品のすべてが早稲田大学會津八一記念博物館に寄贈されました。以来、會津八一記念博物館で開催される展覧会にごく一部が展示されていましたが、本展によって久しぶりにこのコレクションの東洋陶磁がまとまって展示公開されることとなりました。

富岡美術館の収蔵品は、日本重化学工業株式会社初代社長富岡重憲(1896~1979)が一代で蒐集した作品890余件と財団法人時代に寄贈・購入された10件の作品で成立っています。このうち三分の一ほどが東洋陶磁で、富岡氏は昭和20年代、伊万里の色絵鳳凰文鉢からコレクションを始めたといわれます。また、氏は客人をもてなす時、客人に合わせて茶碗を選び茶を供したことから、高麗茶碗・和物茶碗はそれぞれ20余碗、これに唐物茶碗をたせば茶碗類だけで50碗ほどになります。しかし一方、氏は茶を供するのには「茶碗と茶筅」があればよいとも考えていたようで、今回も展示されている織部の水指、伊部の茶入など茶碗以外の茶道具類がないわけではありませんが、その数は少ないといえます。

この陶磁コレクションのもう一つの特色は中国陶磁で、新石器時代から清時代の作品がそろっていますが、中でも中国清時代の大型で多彩な単色釉陶磁の作品群は、わが国の昭和30~40年代に成立したコレクションとしては珍しいものです。また、日本陶磁では有田の作品が充実していますが、小杉焼きの鴨徳利・吉田屋九谷の寿亀図鉢なども目に引きます。
中国・朝鮮半島・日本と作品が作られた風土の違い、時代による差異や共通性などへも思いを馳せながらご鑑賞いただければ幸いです。
ホームページ
http://www.yumebi.com/
展覧会問合せ先
TEL.042-621-6777 FAX.042-621-6776
会場住所
〒192-0071
東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F
交通案内
●JR線「JR八王子駅」下車北口より 徒歩15分。京王線「京王八王子駅」下車 徒歩18分。

●駅よりバスでご来館のお客様は、バス停「八日町一丁目」で下車してください。
高尾・陣馬方面より バスでご来館のお客様は、バス停「八日町四丁目」で下車してください。
※JR八王子駅北口からは 「6~10」番乗り場、京王八王子駅からは「2、3」番乗り場をご利用ください。ただし、急行バスは止まりません。

●車でご来館のお客様は地下駐車場「八日町夢街道パーキング(有料・割引有り)」が最寄りです。
ホームページ
https://www.yumebi.com
東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F
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