映画史を飾る古典的な作品をフィルム上映で鑑賞する機会が激減する中、フィルムセンターは、新たに映画芸術に触れようとする方々を主なターゲットとして、所蔵作品の中から映画を学ぶ上で重要な秀作を上映する「映画の教室」を昨年度に引き続いて開催します。《京橋映画小劇場》第6回企画となるこの「映画の教室2007」では、外国映画6本、日本映画3本の計9作品を上映いたします。皆様のご来場をお待ち申し上げます。
●《京橋映画小劇場》とは
平成18(2006)年度よりフィルムセンターは、これまで教育機関のための特別映写や一部の共催事業の会場として使用されてきた小ホールを、《京橋映画小劇場》(KYOBASHI-ZA)の名のもと、年に数回、フィルムセンターの主催上映企画にも利用し、さらなる上映活動の拡充を図ることとなりました。
フィルムセンター所蔵作品の公開を中心に、外部団体との共催企画も引き続き模索しつつ、多彩な上映企画の実現を目指します。大ホール・展示室企画ともども、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。