◇楽しい色とかたち
楽しい色彩やユーモラスなかたちで、親しく語りかけてくる作品たちを紹介します。桂ゆき「雀の学校」、瑛九「小さき生活」、香月泰男「うなぎ」、植木茂「はしご」など、油彩・彫刻・版画約30点を展示します。
◇描かれた自然の恵み(※博物館企画展開催のためこの部門のみ8月19日まで)
大河に育まれ生活する漁民の満ち足りた情景を描いた小田海僊(おだ かいせん)の『漁楽図屏風』(ぎょらくずびょうぶ)、果物や野菜をみずみずしく清楚な美しさで捉えた高島北海(たかしま ほっかい)の『果蔬図』(かそず)、同様のモチーフを滋養の源として尊び清高な美しさを目指した松林桂月(まつばやし けいげつ)の『蔬果』(そか)等、日本画に描かれた自然の恵みを約15点の作品で見ていきます。
◇ガラス-古代・近代・現代-
古代ローマングラス、エミール・ガレなど19世紀末から20世紀初頭のヨーロッパ各地のガラス工芸品、現代のガラス作品、あわせて約50点によって、ガラスの魅力を紹介します。