タイトル等
太陽と精霊の布
中国・東南アジア少数民族の染織
会場
下関市立美術館
会期
2007-06-02~2007-07-22
休催日
月曜日(ただし祝日の7月16日は開館)
観覧料
一般900円/大学生700円
※20名以上の団体料金は、一般720円/大学生560円。18歳以下・70歳以上の方無料。
主催者
下関市立美術館 毎日新聞社 tysテレビ山口
概要
「太陽と精霊の布」展では、貴州省、湖南省、広西チワン族自治区、雲南省など中国南部から東南アジアの北部域に暮らす少数民族の染織を紹介いたします。本展に登場する諸民族は、漢族の南征を逃れて長江流域から南下した人々で、日本人のルーツにもかかわると目されています。
彼らは山奥など中国の中央政治から隔てられた僻地に分散し、古代さながらの文化を受け継いでいます。とりわけ全工程が手仕事による染織品は、技術と美意識において洗練を極め、現代デザインにも多大な影響を与えています。
今回の展覧会には、日本ではほとんど紹介されてこなかった多彩な民族 ――黒に近い深い藍に染めた布をシンプルで洗練されたデザインの刺繍で飾るトン族、赤やピンクの華やかな彩りと布を重ねる立体的な装飾を特色とするミャオ族、精霊(ピー)のいる呪術的世界に生き、信仰に根ざした装飾文化を持つタイ族など――の布が出品されます。
縄文土器と共通する渦巻き文が見出されるものなど、彼らの文様には、日本文化の源流について考える手がかりもとどめられています。本展は、この未知なる装飾文化にふれることができる、またとない貴重な機会といえるでしょう。
ホームページ
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/index.html
展覧会問合せ先
下関市立美術館 083-245-4131
会場住所
〒752-0986
山口県下関市長府黒門東町1-1
交通案内
JRからバス

▶ JR下関駅[東口]から (所要時間 約20分)

1番乗り場…長府・小月方面 (「市立美術館前」下車)
2番乗り場…宇部・秋吉・山口方面 (「市立美術館前」下車)

▶ JR新下関駅から (所要時間 約25分)

3番乗り場…「城下町長府」を経由する「マリンランド」行 または 「下関駅」行に乗車
→「関門医療センター」下車 (徒歩3分)

▶ JR長府駅から (所要時間 約15分)

バス停「長府駅前」(国道2号線沿い・ジョイフルの前) または 「長府駅」(駅ロータリー内)…「下関駅」または「市民病院」行に乗車
→「市立美術館前」下車すぐ

※ご注意
「長府駅」発は、運行本数が限られ、午前中・数本のみです。
「長府駅前」発は、10~15分に1本の間隔で運行。


自動車を利用

▶ 中国自動車道

下関インターチェンジから 「下関市街」~「壇の浦」方面へと進み、国道9号線合流点を長府方面へ。合流点から、約5キロ。 (関門医療センター向かい)
ホームページ
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/
山口県下関市長府黒門東町1-1
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