タイトル等
佐藤さとる コロボックル物語展
~だれも知らない小さな国~
会場
神奈川近代文学館
会期
2007-08-04~2007-09-30
休催日
月曜日(9/17、9/24は開館)
観覧料
大人400(300)円 20歳未満及び学生200(150)円
( )内は20名以上の団体料金
高校生以下と65歳以上は無料
主催者
県立神奈川近代文学館・(財)神奈川文学振興会
概要
コロボックル物語の第一作「だれも知らない小さな国」は1959年(昭和34)講談社から出版され、日本児童文学に初めてファンタジーの領域を拓いた作品として毎日出版文化賞、児童文学者協会新人賞、国際アンデルセン賞国内賞を受賞しました。その後書かれた「豆つぶほどの小さな犬」など6つのコロボックル物語は、発表から半世紀近く経った今、ロングセラーとして親から子へと読み継がれています。
佐藤さとるは1928年横須賀市に生まれ、コロボックル物語はこの故郷の記憶から生まれました。シリーズ第一作のタイトルとなった「だれも知らない小さな国」とは幼い時に心の中に育んだ世界のことで、コロボックル物語は幼年時代の大切さを人々に語りかけます。本展は「だれも知らない小さな国」を児童文学の枠を超えた、子どもにも大人にも感銘を与える作品として紹介します。子ども時代に家族や友人の中で育んだ心の中の宝物、大人になってそれを糧にすることの大切さを思うならば、同じ道を前後して歩む大人と子どもにとって大事なものは同じなのではないでしょうか。展覧会が大人と子どもが一つの作品について語り合う場となれば幸いです。

【展覧会の構成】
第Ⅰ部 コロボックル物語誕生まで
第Ⅱ部 私のコロボックル-村上勉描く挿絵の世界

第Ⅰ部では佐藤さとるの幼年時代と作品発表までを写真や文学資料でたどり、第Ⅱ部では、コロボックル物語に添えられた村上勉の挿絵原画を展示します。
ホームページ
http://www.kanabun.or.jp
展覧会問合せ先
財団法人神奈川文学振興会 045-622-6666
会場住所
〒231-0862
神奈川県横浜市中区山手町110
交通案内
みなとみらい線:元町・中華街駅下車 徒歩8分
京浜東北線(根岸線):石川町駅下車 徒歩20分
奈川中央交通バス11系統・横浜市営バス20系統、いずれも「港の見える丘公園」下車 徒歩3分
神奈川県横浜市中区山手町110
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