第13回を迎えますチャリティーイベント“アートは世界のこどもを救う”秘蔵の名品アートコレクション展。企業の所蔵する秘蔵の名品を、19世紀から20世紀、絵画の歴史が様々に開花した時代を中心に展覧いたします。
絵画の歴史は市民社会の習熟とともに多様化の一途を辿っています。肖像画、静物画、風景画……といったジャンルはもとより、19世紀フランスでバルビゾン派が生まれたのをきっかけに、ピサロ、ルノワールなどの印象派、ヴラマンクらの野獣派、モディリアーニ、藤田嗣治、ピカソらエコール・ド・パリの画家たちなど、世界中から刺激を受け伝統から解き放たれた絵画が続々と生まれました。そしてまた、それら西洋の名品に影響を受け独自に展開した日本近代の洋画と日本画の歴史があります。
本展覧会との出会いが、皆様の心豊かなお時間となれば幸いに存じます。