ふくやま美術館は、1988年11月に開館し、20年近い年月の間、特色ある展覧会や教育普及の活動を続けながら、国内外の優れた作品の収集、公開をおこなってきました。現在、約2000点にのぼる所蔵作品の3分の2以上は、日本の美術が占めており、地域の関連作家の作品と、近現代美術が中心となっています。
本展では、その所蔵品より、明治期から現代までの日本の絵画、版画、写真を中心とした名品およそ100点を選び、「女の面ざし」「流れる時の中で」「〈ショップ〉を覗く」「からだのイメージ」「海景」「劇場」の6つのテーマに分けて展示します。