明和電機は1993年結成以来、魚をモチーフにしたオリジナル製品「魚器(NAKI)シリーズ」、100Vの電気で動く楽器「ツクバ(TSUKUBA)シリーズ」、社長(土佐信道)のソロワークとしての「エーデルワイス(EDELWEISS)」など、まさにナンセンスな機械を次々に発表してきました。本展では、明和電機のこれまでの代表作とともに、2006年より新たに始まった新シリーズ「明和電機のある暮らし(ARCLASSY)」もアートの森の空間に合わせて初めて展観します。また、ミニライブやトークショー、社長サイン会、ワークショップ、明和電機の制服を着ての写真撮影など楽しいイベントもありますので、これまでの常識を越えたナンセンス=マシーンの世界をどうぞ全身でお楽しみください。
展示内容
全約120点
「魚器(NAKI)」シリーズ
ハンマーヘッド、ハリセンボンブ、コイ・ビートなどAからZまでの「型番」の26製品
「ツクバ(TSUKUBA)」シリーズ
パチモク、コイ・ビート、タラッター
コトタマなど100ボルト電流を使う電動楽器
「明和電機のある暮らし(ARCLASSY)」シリーズ
生活をテーマにした新シリーズ
「エーデルワイス(EDELWEISS)」
ニュートン銃、花サバオ、デカサバオ
プードルズなど土佐信道個人の新プロジェクト
<明和電機>
土佐信道プロデュースによるアート・ユニット。「明和電機」の名前は、父親が以前経営していた会社名に由来する。社訓に「やったもんがち、とったもんがち」を掲げ、作品を「製品」、ライブを「製品デモンストレーション」と呼び、テレビ番組への出演やグッズの開発など、これまでのアートの枠組みを越えた幅広い活動を展開している。また、海外での大規模な展覧会への参加、ライブなども行い、まさに世界中が注目する総合アート・ユニットである。