タイトル等
特集陳列 下絵
-悩める絵師たちの軌跡
会場
東京国立博物館
会期
2007-02-20~2007-04-01
休催日
月曜日(祝日、休日の場合は翌日)
開催時間
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
3月20日~12月の金曜日は20:00まで
3月20日~9月の土日祝・休日は18:00まで
観覧料
一般600(500)円 大学生400(300)円
( ) は20名以上の団体料金
高校生以下/満70歳以上の方の平常展観覧は無料
障害者とその介護者1名は無料
入館の際に手帳等をご提示ください
概要
「下絵」は工芸品の下図や、書の料紙に装飾のために描かれた絵を指すこともありますが、ここでは、絵を描くための下描きという意味に用います。画稿といってもよいでしょう。この特集陳列は、江戸時代のさまざまな絵師の下絵を集めて、その魅力を楽しんでいただこうというものです。
実際の画面に描く前に、絵師たちは別の紙に下絵を描いて構図や配色を練りました。障壁画や屏風の場合は、最初は小さな紙に描いて構図を整え、原寸大の下絵に拡大しました。前者を小下絵、後者を大下絵とよびます。1図のために何枚も描かれた下絵や、部分図を貼り合わせて作られた下絵を見ると、構想の変化の過程や苦心・工夫のあとがよくわかり、大変興味深いものがあります。また、生き生きとした自由な筆遣いで描かれた下絵には、完成画にない迫力を発揮するものもあって、その絵師の力量を改めて見直すこともあるでしょう。
ところで、現代のわれわれはすべての改変が絵師自身の意思で行われていると思いがちですが、現実は必ずしもそうではありません。依頼者の注文による変更が少なからずあるからです。とりわけお抱え絵師の場合、将軍や藩主の“お好み”は絶対でした。自らの意にそぐわない命令でも従わなくてはならなかった絵師たちには、かなりのストレスがたまったことでしょう。
下絵の中に込められた、悩める絵師たちの軌跡を読み取っていただけたら幸いです。
ホームページ
http://www.tnm.jp/
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒110-8712
東京都台東区上野公園13-9
交通案内
■公共交通機関でお越しの方

JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口下車 徒歩10分
東京メトロ 銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅下車 徒歩15分
京成電鉄 京成上野駅下車 徒歩15分
台東区循環バス「東西めぐりん」で上野駅・上野公園バス停から乗車し、1つ目のバス停が東京国立博物館前(2分)。

(!) 展示をご覧になる方は正門からご入館ください。


■お車でお越しの方

首都高速道路 上野線 上野出口 5分

(!) 東京国立博物館には駐車場はありません。

車椅子でのご来館の場合は当館総務課までご相談ください。一般の方は駅周辺の駐車場をご利用ください。
ホームページ
https://www.tnm.jp
会場問合せ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
東京都台東区上野公園13-9
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