抽象画を中心とした現代美術は本当に理解しにくいものでしょうか。現代美術を見慣れていない人にとっては単なる模様だったり、訳のわからないものですんでしまう場合が多いです。でも展覧会に行っても自分が理解できない作品があるのって、損してると思いませんか。印象派や普通の風景画は見れば理解できるけど、現代美術は特別な人しか理解できないなんて。その特別な人になったほうが知的に得した気分になりませんか。
この展覧会では、岐阜県美術館所蔵の安藤基金コレクションを中心に、「楽しい表現」、「色の不思議」、「いろんな素材」、「参加できるアート」の4つのテーマにわけて現代美術の作品を紹介します。理解しにくいと敬遠されがちな現代美術ですが、形や色から自由に発想して自分なりの鑑賞をしたり、作品に触れたり動かしたりして体で感じるなど、積極的に参加することにで、より楽しく、より深く味わってもらうことを目指しています。さあ、この展覧会に参加して現代美術が理解できる知的な得をしてみませんか。