「2000年後から見た現代」をテーマに活動する美術家・柴川敏之氏の化石状の作品が、発掘された縄文土器やさまざまな遺物と並んで展示されています。
また、9月2日・3日に開催された「2000年後のワークショップ」で参加者が制作した作品が美術館の窓をかざります。現代を象徴するいろいろな道具や身の回りの品物と4000年前の縄文土器のかけらを拓本に写しとって裏から色をつけた作品は、差し込む光をステンドグラスのように色で染めます。
同じく裏から色をつけた紙をちぎって扇子に貼り、2000年後へのメッセージを記した作品は、お宮詣りの習俗にならって近くの荒神社にかざられ、9月23日からは館内に移して展示します。
やはりワークショップの参加者が、2000年後に現代に向けてメッセージを書いた絵手紙を美術館に郵送し、期間中に館内に展示されます。