日本の戦前・前後を通して写真界をリードし、日本写真史に偉大な足跡を残した土門拳の写真展を、諏訪市美術館開館50周年という記念すべき年に開催します。秋の一日、土門が見つめた「日本の心」古都京都・奈良などを巡る「古寺巡礼」と「日本の風景」をじっくりとご堪能ください。
展示作品
カラー・モノクロプリント額装約60点
土門 拳 略歴
1909年山形県酒田市生れ。1935年日本工房に入社し報道写真家として活動を始める。1950年リアリズム写真を提唱し「江東のこども」「ヒロシマ」「筑豊のこどもたち」など日本社会の現実をテーマとした。またライフワークである「古寺巡礼」「室生寺」「日本の風景」など妥協の無い数々の傑作は昭和の日本写真界をリードし世界的にも著名である。1990年80歳で死去。