佐倉と友好関係にあるオランダから、みんなのだいすきなミッフィーがやってきます。
絵本「ミッフィーのたのしいびじゅつかん」(1997年)は、小さなミッフィーがはじめて美術館に出かけるおはなし。
あなたもミッフィーといっしょに美術館をたのしんでみませんか?
また、ミッフィー・シリーズの作者ディック・ブルーナの紹介や、つくってみようコーナーのほか、たくさんのイベントも開催します。
さあ今年の夏は、美術館でミッフィーとあそびましょう。
◎第1部 見てみよう
絵本「ミッフィーのたのしいびじゅつかん」(1997年) の内容に沿った7つのテーマで当館の収蔵作品を紹介していきます。
1.ほんものそっくり【浅井忠「にわとり」など】(写実的な静物の油彩、水彩作品)
2.おもしろいかたち【高橋秀「空宙モヌメント《燦》など】(抽象的な彫刻作品)
3.なにがいる?【津田信夫「隠霧澤毛」など】(動物、人物などの形をした工芸作品)
4.どうしてかいたの?あなたならどうかく?【深沢幸雄「ミスター・ト音記号」など】(不思議な組み合わせの版画作品)
5.わかんないから、かんがえよう!【佐藤事「無題」など】(抽象的な油彩・水彩作品)
6.なにでできてる?【浅井忠図案・杉林古香作「猫模様吸物椀」など】(いろいろな素材の工芸作品)
7.どうやってつくったの?【参加型作品「みんなでコラージュをつくろう」(仮)】
◎第2部 考えてみよう
ミッフィーを生んだディック・ブルーナは
オランダを代表する絵本作家であり、グラフィックデザイナーです。
ポスター、ペーパーバック(文庫本)、絵本の原画などにより、
その活動や制作の手法を紹介します。
・絵本と主人公たち
・社会活動
・初期のデザインと<ブラック・ベア>のポスター
・ペーパーバックのデザイン
◎第3部 作ってみよう
ミッフィーの絵本をモチーフにした「いろがみワーク」で、
あなたもディック・ブルーナのつくりかたを体験してみましょう。