今回の応募作品総数は13526点で、入選点数2255点、無鑑査作品742点となり、その中から大阪展では全国を巡回する日展の大家作家による作品213点と入賞者の作品60点からなる基本作品に加えて、大阪・奈良・和歌山・兵庫の4府県の地元作家による入選作品等307点を陳列します。
「日展」は、明治以来長い伝統と日本最大規模を誇る公募展で、明治40年の「第1回文展(文部省美術展覧会)」に始まり、「帝展(帝国美術院美術展覧会)」、新「文展」を経て戦後「日本美術展覧会」と改称し、組織を社団法人「日展」と改組後今回で38回の開催となります。
陳列点数
日本画:93点 洋画:98点 彫刻:59点
工芸美術:77点 書:253点
なお、以下8点の作品は、第63回日本芸術院賞授賞候補作品となっており、同賞選考のため3月6日(火)からの陳列となります。
日本画 土屋 禮一「軍鶏」
洋画:藤森兼明「アドレーション バプテスト ヨハネ」
彫刻:神戸峰男「長風」瀬戸剛「エチュード」
宮瀬富之「みかんの花咲く丘」
工芸美術:森野泰明「扁壺「大地」」
書:池田桂鳳 「三諸」杭迫柏樹「任運」