日本伝統工芸展は、わが国に伝わる優れた工芸技術の保護育成をめざし、昭和29年に創立されました。伝統を受け継ぎながら、さらに技術を磨き、現代の暮らしにあった作品を世に送り出そうという趣旨のもと、厳正な審査を通過した作品を全国12会場で展覧しています。
岡山展では入選作品の他、重要無形文化財保持者(人間国宝)、審・鑑査委員、特待者、中四国在住者の作品を中心に計284点を展覧しす。県下からは、陶芸・漆芸・木竹工・諸工芸(七宝)の各部門で32名の入選があり、宮尾昌宏氏の「備前鉢」が日本工芸会会長賞を受賞しました。
会期中には、出品作家による列品解説会や子どものためのワークショップ、関連映画の上映など、伝統工芸に親しんでいただくためのプログラムを数多く用意しています。どうぞふるってご参加ください。
展示作品内訳
陶芸86点 染織34点 漆芸48点 金工33点
木竹工33点 人形22点 諸工芸23点 遺作2点(計284点)