海から拓け、海とともに発展してきたといわれる八戸。漁港・商港・工業港を有し、日本有数の水産都市として、また工業都市として成長を続けてきました。
また一方太平洋に面した海岸には、ウミネコ繁殖地として国の天然記念物に指定されている蕪島や、貴重な海浜植物や高山植物が植生する種差海岸が続き、八戸において海はかかせない存在です。
また文化面では、是川遺跡や風張遺跡など、芸術的にも優れた出土品を有する縄文遺跡が多数あり、古くからの文化の高さを誇るとともに、えんぶりや三社大祭などの伝統文化も大切に継承してきました。
このような八戸を、画家たちはどのように感じ表現してきたのでしょう。本展では、人々のたくましく生きる姿や、何気ない街角の日常風景、賑やかな祭りや芸能など、あらゆる面から画家ならではの眼で切り取った「はちのへ」の姿を展示、紹介します。
みなさんも描かれた「はちのへ」を散歩してみませんか。