古くから床の間の飾りとして今に伝わる掛軸(軸物)。重要な文書や物語絵を代々伝えるために考案された巻物。広げれば、それなりに場所をとりますが、巻いてしまうとかなりコンパクトで、いざという時に持ち運びも楽。急な災害にも対応できる携帯に便利な「すぐれもの」です。烈地を選べばモダン・リビングにも合います。古くて新しい軸物・巻物の魅力を収蔵品から選んで紹介します。
出品(予定)
鏑木清方<道成寺>1928年144.0×51.0絹本着色
菊池容斎<十六羅漢図>1876年144.2×70.4絹本着色
速水御船<落葉かく人の居る風景>1916年41.0×56.0紙本着色
ほか14点