毎回、何が飛び出すか予測できないサム・ベネットの音とリズムの冒険。パーカッショニストでありながら、ドラムや打楽器に加えて様々な玩具やガジェットを取り出してきて、常に変容し、驚きに満ちたパフォーマンスを展開。音楽の枠を崩し、まさに「音」を「楽」しむところに戻してくれる。 現在東京を中心に活動中のサム・ベネットは、過去20年間のキャリアで幅広い分野にわたり、様々なプロジェクトのための作曲を手がけてきている。サンプラーを使用する音楽家としては先駆的な存在であり、コンテンポラリーな作曲の世界では恐らく最も「洗練されたサンプリングの応用」を実現しているアーティストとされている。音にこだわり、音の面白さや今日性を追及し、その質感や色をフルに活かすためにアコースティックとエレクトロニックな要素の融合を自然にこなし、どちらにも傾倒しない彼の哲学は高く評価されてきている。 江戸時代の土蔵を再生したアートスペースと、音の質感と手触りを大切にするベネットとが織り出す絶妙な相互作用。貴重な音と場のコラボレーションをお見逃しなく。 定員制/要予約 予約TEL?03?3841?0442