タイトル等
道南の美術 写実の系譜
会場
北海道立函館美術館
会期
2006-09-02~2006-12-10
休催日
月曜日(11月6日を除く)、11月8日(水)展示替期間
開催時間
午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
観覧料
一般150(120円)高大生90(60)円
小中学生、65歳以上の方等の観覧は無料
( )内は10名以上の団体料金
高校生は土曜日、学校の教育活動(引率者含む)で利用する場合、観覧料を免除。
概要
「写実」という言葉は、物事をありのままにうつすことを指します。美術の世界では、19世紀なかば、クールベらが唱えた、歴史や神話を描くのではなく、目の前の現実を理想化せずに、そのまま表現しようとする「写実主義(レアリスム)」という用語もあります。
長い西洋絵画の歴史を振り返ると、「絵画」という平面のなかに立体である「現実の世界」を表現するための遠近法や陰影法、より対象の質感をリアルに表現するための細密描写など、現実の事物をそっくりに描くための技術が発達してきました。幕末から明治にかけて、我が国に西洋絵画、いわゆる洋画が伝わったときも、こうした技術を駆使した、それまで見たことのない「迫真」の表現に驚き、多くの画家がその技術を学んだのです。
さらに、20世紀に入ると、そうした写実の技術は、夢や幻覚など意識下の世界を描くシュルレアリスムや、卓越した技巧で極めて日常的な光景を克明に描くスーパーリアリズムなど、新たな絵画世界に引き継がれ、その独自の表現を支えています。
ここでは、幕末の箱館で洋画に触れ、我が国の洋画の先駆けとなった横山松三郎から、現在活躍する道南地方ゆかりの作家まで、その「写実の系譜」を紹介します。
ホームページ
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/hbj
展覧会問合せ先
函館美術館 Tel.0138-56-6311
会場住所
〒040-0001
北海道函館市五稜郭町37-6
交通案内
市電
「函館駅前」から 湯の川方面乗車
「五稜郭公園前」下車 徒歩7分

バス
「函館駅前」から 函館バス5-1、6-2、50、59、60、105系統、106ループ27、130系統乗車
「五稜郭公園入口」下車 徒歩3分

タクシー
JR函館駅より 約10分
函館空港より 約20分

※当館ご利用の方は駐車場料金が2時間まで無料になります。
ホームページ
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/hbj
北海道函館市五稜郭町37-6
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