タイトル等
アンティークドールの夢
-そして絵画の中の人形たち-
会場
笠間日動美術館
会期
2006-09-09~2006-11-26
休催日
毎週月曜日(9月18日、10月9日は開館、翌日休館)
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館受付は午後4時30分まで)
観覧料
大人1000円 大学・高校生700円 中学・小学生500円 65歳以上800円
(20名以上の団体は各200円割引)
主催者
財団法人 日動美術財団
概要
本展で紹介する約100点のアンティークドールは、19世紀後半から20世紀初頭にかけ、フランスやドイツで製作されたビスクドールと呼ばれる人形です。やわらかな透明感のあるビスク(二度焼きした磁器)でつくられた顔、手彩色ガラスの神秘的な瞳、人間のように間接が動くボディ、そして豪華なレースやシルクをつかった手縫いの衣裳・・・・・・。アンティークドールの黄金時代を築いたエミール・ジュモーやブリューをはじめとする名高い人形工房の、精緻な技術や一途な仕事振りがうかがえます。それ故製作には多くの手間を要し、20世紀に入り廉価な人形が量産されはじめると、次第に姿を消していきました。しかし現代においては、アンティークドールの希少性と完成度の高さは美術品として評価され、往時と変わらず人々を惹きつけています。
昭和洋画史に名を残す巨匠たちも、これらの人形に魅了され、多くの作品を描きました。本展では、小出樽重、児玉幸雄、田村孝之介らの描く、人形をテーマとした作品約20点を、併せて展示いたします。また本年初夏、パリで個展を開催し好評を博した野本将文の写真作品約50点を紹介、彼のレンズが捉えた作品からは、人形たちのもうひとつの姿が浮かびあがってきます。
深く美しい眼差しで、私たちに夢の数々を語りかけるアンティークドール、そして絵筆やレンズで再現された人形たちとの饗宴を、ご鑑賞頂きたいと存じます。
ホームページ
http://www.nichido-garo.co.jp/museum/
会場住所
〒309-1611
茨城県笠間市笠間978-4
交通案内
[JR利用]
◎常磐線 友部駅北口より『かさま観光周遊バス』(9:55/10:50/11:50発 / 100円) または市内循環バスで約15分。「日動美術館入り口」下車。
◎水戸線 笠間駅より徒歩約20分

[自動車利用]
◎常磐道 友部JCT経由 北関東道 友部ICより 約6km
◎東北道 栃木都賀JCT経由 北関東道 笠間西ICより 約8km

[高速バス利用」
◎『関東やきものライナー』 秋葉原(8:20発) 「笠間稲荷神社入口」下車 徒歩約10分
ホームページ
http://www.nichido-museum.or.jp
茨城県笠間市笠間978-4
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